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~仕事どうらえるかによって本質的な違いがある~

 

三倍の法則がある。

 

 

取引先の企業人との打合せを例にとってみる。

 

 

特に有力な情報交換や面白い話しもなく成果に繋がらなかった打合せのケースと

 

今後の事業展開のヒントになる話しや雑談で面白い話しを聞く事ができたが

 

しかし1回だけ不愉快な話しをされた打合せのケースがあったとする。

 

 

さて、どちらも繰り返しの付き合いをしなければならなかった場合に

 

間違いなく、後者の人との付き合いは何れ無くなるケースが多い。

 

理由は簡単である ”誰しも不快にならない企業人と付き合いたい” からである。

 

 

上記を投資に例えてみた場合も同じである。

 

100万投資して200万回収し100万の利益がでた時と

 

100万投資して ” 0” 回収で100万丸ごと損失を比較した場合

 

このようなリスクの幅が大きい取引は敬遠される傾向にある。

 

 

何故か?

 

同じ100万でも損失を出した後者の悔しさは前者の3倍ほど大きいからである。

 

誰しも3倍の精神的なコストを支払う事が嫌だからである。

 

 

取引先との人間関係も投資もどちらも同じである。

 

1回で終わる取引であれば、苦痛は耐えれるが

 

継続性をもった取引となると不快なコスト支払うのであれば

 

何れ、その関係性は断たれる。

 

 

これを企業教育に置き換えてみると

 

人に好感を与える教育よりも先に、不愉快な事を与えない

 

精神的コストを相手に支払わせない教育を重要視し企業人を育てる事は

 

結果的に栄続できる企業にしていくための教育の根幹の一つではないかと考える。

 

 

魅力的で、かっこいい企業人よりも、不器用でも人に不愉快な思いをさせない

 

企業人のほうが結果的に人間関係は長く続いていく。

 

 

私が長年に渡って関係性を継続している企業人はお互いに不快な事を与えていない

 

3倍の法則が関係性しているのだと思う・・・。

 

 

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「情報技術」が劇的な進化をもたらし、「働き方改革」も押し進み

 

仕事を取り巻く環境は劇的に変化していく。

 

 

仕事そのものを本質的にどう捉えるかによって

 

環境の変化に対応する過程に圧倒的な違いがでる。

 

 

よく、人生過程で、

 

子供は遊ぶのが仕事で、学生は勉強が仕事と言うが

 

さて、大人は何が仕事なのかと考える。

 

 

大人の仕事を捉えたときに

 

生活を営むための収入源?

 

 

仕事の本質を捉えた時に生活のためと思うなら

 

”事は進まない”

 

当たり前だからである。

 

 

当たり前の事をいう企業人は変化に対応が出来ない。

 

なぜなら、当たり前の事を口にする事自体が停滞を意味するからである。

 

 

仕事の ”事” を考えた場合に

 

クライアントの要求に応えることだけが仕事でもない。

 

朝早く出勤し、自分の机を拭くのも仕事

 

業務の準備をするのも仕事、部下の育成するのも仕事、仲間とのコミニケーションも仕事

 

ましてや、休日の過ごし方も仕事はしないにせよ全ての行動は仕事に繋がっていく。

 

 

仕事の本質を理解している企業人は、全て起こす行動や

 

目の前で起こる全ての ”事” が仕事に繋がる原因になりうる事を理解している。

 

 

仕事の本質を理解していない企業人が部下の指導をすると

 

指導受ける側に情報や考え方に格差が生じる。

 

 

世界に通用する企業人を育てる本質は指導する側が仕事そのものの本質を理解する事が必要だ。

 

 

仕事の本質はサラリーマン的な仕事から脱却すること、やりがいを見出させること、結果を出す事である。

 

 

最近の私は夢を持った方がいいとは言わない。

 

昔の私は指導の一環に夢を持ちなさいとか、夢が大事だと言っていた。

 

しかし、私自身が明確な夢があった訳でも夢の為に仕事をした事もない。

 

無我夢中で目の前の仕事の ”事”  を 前に押し進めてきただけである。

 

 

推し進める中で、好きな事や、やりたい事は結果的に後で気づくものである。

 

 

目の前の仕事と向きあい前進させていく事で必ずチャンスは訪れる。

 

訪れたそのチャンスを確実に掴み結果を出す事である。

 

 

夢は必要な事だが、夢がなくても前進は出来る。

 

仕事を全力で前に推し進める強い覚悟と信念が必要だ。

 

 

仕事に全力で向き合った時に

 

”仕事のあり方” ”仕事の本質” を理解していく道筋が出来てくる。

 

 

仕事を理解しない企業と企業人は市場から退場を命ぜられることになるだろう。

 

市場で仕事をするという事はそういう事である。

 

企業人は仕事がどういうものであるかの本質を原点に立ち返り理解する事が

 

シンプルだが昨今の日本経済の根幹に関わる重要事項の一つになっている。